地元の歯科医院で親知らずを抜けなかった話

私は数年前の夏、口内に違和感を覚え地元の歯科医院を受診しました。その違和感は「奥歯のさらに奥が痛痒い」ということです。評判の審美歯科を東京にはどこからももちろんその位置に”親知らず”が生えるということは知っていましたし、周囲の友人からも「最近親知らずを抜いた」という話をよく聞いていたため、東京で口コミの歯根治療を考えてこんなに「あ、これは歯医者に行かなくては」と自然に思い実に4.5年ぶりに近所の歯科医院をおとずれました。診察室に入り、歯科医師に症状を訴えレントゲンを撮影しました。すると歯科医師は「あなたの場合親知らずが横向きに生えているのでうちでは抜歯できません。大きな総合病院の紹介状を書くからそこで相談してください」と私に伝えてきました。歯医者をこの芦屋で口コミするとどこがまさか抜歯が近所の歯科医院ではできず総合病院を紹介されるとは思いもしなかった私は、それにとても驚き「ここでは抜けないんですか?」と歯科医師へ聞いたけれども、「歯茎を切って抜歯をするので出血量がとても多くなることがあるんです。あんなに東京の根管治療なら評判のここがとりあえず紹介状を持っていけば大丈夫ですから。では。」と診察終了を告げられました。結局私はその後、紹介状を受け取りはじめて大きな総合病院を受診。そこで親知らずを抜きました。しかし、総合病院で抜歯をしたケースは私の周りでは私のほかにいなかったので、人気の千駄ヶ谷でも審美歯科の歯医者にはとても貴重な経験だったと思うのと同時に歯科単価の医院では限界があるのだな…ということを初めて知った体験でした。